オール電化とは、お住まいにある生活家電をすべて電力でまかなえるものにすることです。
例えばこれまでガスを使用していた「ガステーブル」を「IHクッキングヒーター」に。お風呂に使っていたガス給湯器を「エコキュート」または「電気温水器」に変える。
また、石油ファンヒーターやガスファンヒーターを「エアコン」「床暖房」「蓄熱ヒーター」などに交換することを指します。さらに広義には「太陽光発電システム」などを導入し、家で使う電力すら自宅で作ってしまうというものまで含まれます。
これによりガス代を0円にすることができ、光熱費を電力に一本化することができます。
「火」を使わないという安全性があげられます。
平成16年度の消防白書によると、建物火災の原因第一位は「コンロからの出火」とされています。
オール電化の場合、調理器具であるIHクッキングヒーターは電磁線の働きで加熱しますので、「火」をまったく使わずに調理が出来るため、コンロからの出火というリスクが最小限に抑えられます。
高齢者の多い住宅や子供の多い住宅で近年オール電化が普及しているのは、こうした背景があるようです。
オール電化の場合、これまで別々だった電気とガスのエネルギー源を電気に一本化することで、基本料金の割引効果があります。
また、電力プランを夜間電力に変更して、夜間の割安な電力を使うことにより、かなりの経済的なメリットを受けることができます。
オール電化は電力の多くの部分を深夜電力を使っています。電力会社は発電を止めることができないので(効率が大きく落ちるため)、夜間であっても電気を作り続けるしかないのです。
しかし、一般的に夜間は消費される電力が少ないので電気が余っている状態なのです。電気は保存できませんので、その分の電力は無駄となってしまいます。
しかし、オール電化住宅では、その余っている夜間電力を活用してお湯を沸かしたり暖房の熱源を取得したりしているので、昼間に消費するはずの電力消費を抑えることができるため、環境に優しいといわれています。
さらに太陽光発電と併用することでさらにエコな生活が期待されます。
電気・ガス・水道のいわゆるライフラインの中でも電力はもっとも復旧の早いライフラインであるといわれています。
例えば兵庫県南部地震の際のライフライン復旧スピードは電力(7日)、ガス(83日)、水道(90日)というように電力が最も早く回復するライフラインです。
()内は復旧率100%達成までに必要となった日数。
また、貯水タンクにためた水を生活用水としても利用することができるので、断水時や非常の際などは、エコキュート・電気温水器に貯めてある数百リットルもの水を用水としても活用できます。
オール電化に太陽光発電を併用することで、よりお得に生活していただけるようになります。
3kw以上のパネルを載せて頂くことで、ご自宅の太陽光発電で発電された電気を消費できるだけでなく、あまった電力を売ることができ、経済的にお使いいただくことがかのうです。
平成27年度は1kWhあたり33円の単価で電力会社に販売することが出来るのです!
※この電力の売買額から、イー・ホームでは3kw以上のパネルの設置をおすすめしています。
※太陽光発電した電気から、まずは自分の家で使った電気を引き算して、余り(余剰電力)が出たときに売電できます。どれだけ発電しても、消費する電気の量が発電量と同じか、それよりも多ければ、余りは出ないので売電はできません。